①工事によって発生する残土がありません(残土ゼロ)、
②補強材(先端ピースと細径鋼管)を撤去できます(残置ゼロ)、
この2つ(ダブル)のゼロでダブルゼロです。
あなたの足元にある地盤の力は、非常に大きな力を持っています。
人間の足裏接地圧は木造住宅(2階)をべた基礎でつくる場合とほぼ同じです。
従って、人が歩ける土地には住宅が建つだけの力があるのです。
この力を利用しない手はありません。W-ZERO工法ではこの力を使い、不同沈下を抑制するのです。
W-ZERO工法では、土地の力(=現地盤の支持力)と、
補強材の力(=補強材の支持力)の両方の支持力を複合させることで、
不同沈下を抑制しています。
施工機械(建柱車または小型杭打機)を使用し、補強材(先端ピース)を打設します。
所定深度に到達後、専用ロッドの内部から補強材(細径鋼管)を挿入し、細径鋼管と先端ピースを接合させます。
他の地盤改良工事と比べ、
①エンジン音が気にならない
②粉塵が出ない
③工事用水を必要としない
などのメリットがあります。
→ 「工事の流れ」のページへ
①先端ピース(掘削刃 と らせん状の拡翼部)、②細径鋼管 を使用します。
先端ピースは、JIS規格及びGB規格に適合した鋼材を使用しております。
細径鋼管は、JIS規格適合の管状加工品(溶融亜鉛メッキを施した)鋼管を使用しております。
→「施工動画(1分で分かるW-ZERO工法)」のページへ
①溶融亜鉛メッキ(高温で溶かした亜鉛に鋼材を浸し、
表面に亜鉛皮膜を形成する技術)を施しており、防食性、腐食性に優れています。
②建築技術性能証明の取得にあたり、補強材単体の鉛直載荷試験を行い、
細径鋼管の強度に問題が無いことを確認しております。
一般的な戸建て住宅(小規模建築物) に使用できます。
①地上3階以下
②高さ13m以下
③延べ面積1,500㎡以下(平屋に限り3,000㎡以下)
④基礎形式:べた基礎
スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)を採用しております。
原則、建物四隅を含む5ポイント以上の調査が必要となります。
W-ZERO工法は、地震時の揺れや液状化現象から住宅を守るための工事ではありません。
(しかしながら、地盤補強工事を行っている建物は、行っていない建物と比べ、地震による被害は小さくなります。)
W-ZERO工法は、土地本来が持っている力を活かす新発想で設計されています。
「土地の力+補強材の力」で、杭の長さを短くすることが可能なため、経済的なスリム設計が可能になりました。
→「3つの特徴(新発想で経済的) 」のページへ
従来の地盤改良工法の多くは、残土が発生します。この残土は、適切な処分が法律で定められています。
W-ZERO工法は、残土処分がなく、工事も早い、ほとんどが一日で完了するシンプルな工事です。
→「 3つの特徴(残土が出ない) 」のページへ
W-ZERO工法は、補強材(先端ピースと細径鋼管)を撤去することが可能です。
杭を完全撤去できるため、土地の資産価値を守り、環境にも配慮しています。
→「 3つの特徴(杭を完全撤去できる) 」のページへ
→「撤去動画(補強材「完全撤去」)」のページへ